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永遠の0

僕は基本的にお涙頂戴の泣かせる映画は嫌いです。

病気をテーマにしたり、戦争もそう。
死をテーマにした映画は人の心を無条件に揺さぶります。
だから感動すると思います。

でも、それはちょっと安易な気がして
ひねくれモノの私は、あまり見る気がしないのです。

ただ、戦争に関しては自分の歴史観にあった映画であれば
なるべく見ようと思っています。
歴史に対する理解が深まるからです。

永遠の0

を見てきました。
原作はまだ読んでいませんが
私の友人、知人が絶賛し
ぜひ家族で見てほしいと口を揃えて言っていたのと
妻も乗り気になっていたので、
家族と一緒に見に行くことにしました。

過去に映画で一度も泣いたことは無い私は
この映画で大泣きするとは夢にも思っていませんでした。

この映画の主人公は特攻で命を落とします。

私は昨年の夏、鹿児島知覧の特攻隊の博物館に行きました。
まだ20歳前の青年たちが、母や家族に遺した
手紙や遺品等をみてきました。

写真や、その時の状況などを知り
その悲惨さと信じ難い事実を目の当たりにして
衝撃を受けました。

特攻といえば、飛行機で敵の敵戦艦に体当たりをしていく
全く狂気としかいえない作戦です。

そして、ご存知でしょうか、ほとんどの機体が
敵船に届かずに散って行ったということです。

考えてみればわかりますが
敵船、敵機の対空砲火や攻撃をかいくぐり敵に体当たりすることすら
考えれば難しいことはわかるはずです。
ゼロ戦の最高速度は500/時です。

それをろくに飛行訓練もしていない
20歳にも満たない兵士が
操縦し、突っ込んでいくのです。

仮に自動車で150劼琶匹貌佑湛めと言って
最後まで目を開けてられる人間がどれほどいるか。

僕は考えただけで何とも言えない恐怖心が湧いてきます。

攻撃が無くても、まともに突っ込めるのは
一部の人間としか考えられない、言葉にできない現実の中
多くの若者が散っていきました。

このような犠牲のもとに今の社会は
存在します。

この映画は
僕が、頭の中に漠然と持っていた、特攻に対するあいまいなイメージを
明確な映像として目の前に突き付けられたような感覚をうけました。

自分の意志とは無関係に涙と言葉にはできない感情が
湧き上がり、映画が終わったら
心身ともに大きな疲労感に襲われ
ぐったりしてしまいました。

感動したのか、なんなのかとにかく感情が揺さぶられました。
はじめて映画を見て泣きました。

今こうしてブログをかいていても目頭が熱くなります。

隣で見ていた二人の娘も
泣いてこそいませんでしたが
見て良かったと言ってくれました。

この映画を通じて、何かを感じてくれたら
嬉しく思います。

この映画が、いいのか悪いのかはわかりません。
レビューを見れば、賛否両論。

人それぞれだと思います。

ただ、何かを感じることは間違いないと思います。
泣く人もいれば、最初から最後まで涙が止まらない人も
いるかもしれません。

ご家族がいらっしゃる方は是非ご一緒に。
そうでない方はぜひ大切な方を誘って
見に行ってみてください。

珍しくこのブログでお勧めする映画です。

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