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よくやりますね

 
                      (自宅前の空am5:00)

「会長(PTAの)が終わっても、大変ですね。
ほんとよくやりますね。」
と言われることが増えました。
(会長をやっていたのは2年前ですが。)

地域って、一旦関わると
抜けられなくなるからやらないって人と

関わって、少しでも役に立ちたいけど
なかなか 関わる機会が少ない
という方もいますね。

僕の場合は
一旦関わると抜けられないとか
役に立ちたいとか
あまり考えずに

PTAの会長を引き受けてしまいました。

本当に、あまり先のことを深く
考えていませんでした。

ただ、会長経験者の方が
行事にはいつもいらっしゃって
ああ、これはずっとつづくんだ・・・
と理解した瞬間が訪れるには
時間が掛かりませんでした。

現実に現役が終わっても
地域でのお手伝いは続いています。

そこで、「よくやりますね」って
言われてしまうのですが

初めて会長になって、初めて地域の活動の
仲間に入れてもらって

文句ひとつ言われず
「がんばってね」「おつかれさま」
「大変だけどよろしくね」
とねぎらいの言葉を掛けてくれる人が
たくさんいました。
いや、殆ど全員がそんな方たちばかり。

まったく、苦労を知らずに
楽しく、PTAにかかわることができていました。

そして、そういう人たちが、中心になって
あいかわらず地域が動いています。

地元に住んで、子どもたちが
地元の学校に通い
いろいろなシーンで
助けてもらっています。実は。

そんな状況で
PTAが終わったからって
ぱっ!とまたまた地域とのかかわりを断ち切るなんて
できるわけがありません。
いや、やりたくないですよね。

現役の時、お世話になったことは
忘れられない宝物だと思います。

良くやるねっていわれますが
こちらはやらせていただいているという感じなのです。

関わると抜けられなくなる。

これは抜けたいけど抜けられないという意味です。

そういう地域もあると思います。
ただ、関わってみないと分からないことも
たくさんあります。

自分が住んでいるところで
できそうなことがあれば
ぜひ、関わってみることを
お勧めします。人生変わりますよ。ほんとに。



すてきだよ、いいねえ!

 先日、あるお客様から
クレームが入ったとスタッフから
連絡がありました。

私はあわててそのお客様に連絡を。

電話に出たお客さんは
「え、おれ電話してないよ。息子かもしれないから
聞いてあげるよ」

私:「あ、いえいえ、申し訳ありませんから結構です。

間違いかもしれませんので、確認してみます。
お忙しいところ大変お騒がせしました。」

といって電話を切りました。

やはり、勘違いで
別のお客様でした。

クレームも大きな問題もなく
ご納得いただけたので
私は、すぐに先程間違ってかけてしまったお客様に
折り返し電話です。

「すいません、先程のお電話やはり間違いでした
申し訳ありませんでした!」

とお話しすると

「おお、わざわざかけてきてくれたの。
いいねえ、そういうの素敵だなあ、ありがとう」

とおっしゃってくれました。

全く褒められるようなことはしていないのですが
こんな風に褒めていただいたのは初めてで
とても気持ちが明るくなりました。

自分も、こんな風に
ぱっと一言、相手を褒めてあげることが
できるといいなあと感じた次第です。


誰かに話をきいてもらう



何かに悩んでいるとき(いや、あんまり悩まないたちなんですが)

これから何かを始めようとしていたり

何かを変えていきたいと考えているとき

煮詰まってしまったとき

そんなとき、無性に誰かに話をしたくなります。

誰かに話をしないと
自分の中で考えが整理できないんですね。

文章にしてもだいぶ整理できるんですけど
夢中になって話をすると不思議といろいろなことに
気づけるんですよ。

自問自答していても頭の中は混とんとしてくる
だけです。

誰もいなければお金を払って
カウンセリングを受けてもいいと思います。

一応僕もカウンセラーですが。

僕にとって、亡くなった父は
カウンセラーのような人でした。

学生時代から何か問題が起こって
誰にも話せないようなことを

すべて黙って聞いていてくれました。

何の反論もせず

「そうか、お前も大変だなあ」

といつも最後まで話を聞いてくれていました。

いまは、もう懐かしいですが
ありがたいことだと感謝しています。

自分が誰かに話をすることで
頭の中が整理できるということに気付いたのは
本当に最近です。

なかなか黙って聞いてくれる人はいませんが
もし、立ち止まったり困ったりしたときは
まずは誰かに自分の考えを話してみると
かなり楽になります。

地元

僕の父はサラリーマン時代は典型的な転勤族でした。
幼稚園に上がるまでは3回、小学校6年、
中学2年の終わりに引越し、転校しました。
だから、幼馴染も、地元もありませんでした。地元は憧れでした。
PTAの会長になって、やっと地元と思える場所を見つけた気がします。
妻にも、「地元が出来てよかったね」といわれます。
犬の散歩をしていると、多いときは10人の人と挨拶を交わせる。
自分の住んでいるところで、知り合いにあって
挨拶をするなんて考えられませんでした。
僕にとっては一つ夢が叶いました。

恩師

皆さんには恩師と呼ばれる人はいますか?
僕には本当にお世話になったといえる
学校の先生には出会えませんでした。

しかし、社会人になったとき、嫌な顔一つせず、設計の仕事について
丁寧に教えてくれた人がいました。
僕よりも10歳以上年上の大先輩でした。
そのときの経験は今でもはっきりと記憶に残り
今の仕事においても、考え方の深い部分に残っています。