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PTA会長の挨拶(祝辞)のポイント

JUGEMテーマ:学問・学校
 最近、僕が書いた
卒業式や入学式のコメントの記事のアクセス数が
上がっています。
そろそろ、PTA会長さんたちにとっては
晴れの舞台というか、悩みの種というか
祝辞という一大イベントが待っています。
そこで、僕が心がけていた祝辞のポイントについて
お伝えしたいと思います。
まず
「できるだけ紙(原稿)は読まない」
いきなりハードル高!って思う人もいるかもしれませんが
これは、絶対にはずしてはいけません。
どんなに心打つ名言でも
紙をよんで棒読みでは、その意味すら
まるで伝わりません。
せいぜい話すことを箇条書きのメモにして
手元にしのばせる程度、
9割がた前をみて、聞いてくれる子供たちの顔をみて
保護者の顔、先生の顔をみて話しましょう。
そんなの無理っていうひとは、
短くてもいいと思います。
なるべく紙を読まずに話して下さい。
卒業式での校長先生の挨拶は式辞です
紙を読んでも全く問題ないと思います。
逆に読まないと変かも。
でもPTAの会長挨拶は
何も見ずに、笑顔で話しましょう。

(コメントでご指摘を受けて知ったのですが
会長の挨拶は、式辞用の紙(もしくはA4を貼り合わせて)
に原稿を書き、それを読むのが正式だそうです。
読んだ原稿は壇上においてくるそうです。
知らずに、大変失礼いたしました。
ただ、原稿を読むためにずっと下を向いていては
なかなか思いは伝わらないと思います。
正式ではありませんが
なるべく読まないほうが良いと思います。
それぞれの解釈にお任せ致します)

つづいて
 
「ゆっくり話す」
人前に出ると緊張して、早口になります。
早口になると、噛みます。自分でもわけがわからなくなります。
できるだけ、ゆっくりと。そうすると落ち着いて周りが見えてきて
楽に話せると思います。
僕が会長時代、いつも素晴らしいご挨拶をされる
教育委員会のかたがいらっしゃいました。
その方のお話ぶりをみて、学ばせて頂きました。
「自分の経験を話す」
どこかの本からいい話を持ってきてもいいのですが
やはり、実体験に勝るものはないと思います。
特に、子供たちは難しい言葉はわからない。
できるだけ簡単な言葉、自分の言葉で話した方が
何と言っても気持ちは伝わります。
「昔こんなことがあって、こんな思いをしました
だから今の自分があると思います。
皆さんも頑張って下さい!」
てな感じでいいと思います。
「決まり文句はできるだけ避ける」
ここではあえていいませんが、年配の方が挨拶すると
決まり文句的な言い回しで話す人が多いと思います。
なんとなく、まとまった挨拶にはなりますが
後には全く残りません。
どうせ話すんなら心に残る挨拶をしたいですよね。
だから決まり文句は避けて、自分の言葉で
自分の言いたいことを話しましょう。
最後に
挨拶は噛んだって、緊張して壇上で詰まってしまったって
上手く話せなくたって、いいんです。
だから、かっこつけようとせず、
言いたいことを気楽に話しましょう。
僕たちはプロではないんです。
(僕は仕事柄半分プロみたいなものですが・・・)
間違って当たり前。
お笑い芸人や、落語家を目指すのも無理
偉い先生にもなれないんです。
普段のまんまで壇上に上がればいいと思います。
僕は以上のようなことを考えて
しゃべっていました。
取り立てて、珍しいことはなにも必要ないです。
そうそう、
一番大事なことです。
「準備は完璧に」です。
いつも準備不足で
最後は行き当たりばったりでした。
よく前の晩徹夜で話すことを考えていました。
100点満点のあいさつなんてないけど
多くの子供たちや、保護者の方に向かって
自分の言葉で話した後は
けっこう気持ちいいものでした。
(ただの自己満足ですが、僕なりに
少しでも役に立てるような言葉をかんがえてきた
つもりです)
これから挨拶されるチャンスを持っている皆さん
ぜひ、楽しんで挨拶してきて下さい。
もう2年も前のことだと思うと
とても懐かしいですね。

うどんの授業


昨日の優勝から一夜あけ
朝から全身に強い痛みを感じ
目を覚ましました。

普段使わない筋肉を

1日中使ったために激しい筋肉痛に
襲われています。

これでも、ほぼ毎週サッカーを
2時間やっているので走るのは
年齢の割には平気なのですが

それでも、今日の筋肉痛は半端ではありません
かなり厳しいです。

話は変わって

今日は子どもたちの学校が
公開授業を行っていました。

いわゆる参観日です。

その授業の一つに
5年生の子どもたちには
特別授業が行われました。

地元のおいしいうどん屋さん
の加藤さんが

子どもたちに
うどん打ちの経験をということで
学校とタイアップして
うどん打ちの体験授業が行われたのです。

僕と同じくオールアバウトのガイドで


もお招きして

実演から体験を通して、うどんのよさや
食べ物の大切さを伝えようという
とても素晴らしい授業でした。

僕は小学校のおやじの会からの助っ人ということで
2名の方と授業を拝見させていただきました。

すべての子どもたちが夢中になって
小麦粉をこねていました。

僕は大人になってうどん打ちを経験しましたが
子どもの頃にこんな経験ができるなんて
うらやましいの一言でした。

加藤さんはうどんに対するこだわりも
さることながら、食育について
造詣が深く、うどんを通じて
子どもたちに色々なことを伝えたいと
おっしゃっていました。

お話を聞いていて
すごく視野が広く、将来を考えているからこそ
今食べておいしいと思えるうどんが
作れるのだろうなあと
感じました。

普段、自分の仕事は子どもには関係のないことだと
思っていましたが、加藤さんのように
色々な視点から考えることで

自分にも何かできないかと思いを巡らせました。

加藤さん、蓮見さんありがとうございました。
とてもいいお話しを聞かせていただきました。




優勝!


僕は、子どものころから
本番に弱い、勝負弱いところがあり
どんなに小さな大会でも
優勝という経験はほとんどありませんでした。
(思い出せるのは小、中学校の運動会の
リレーくらいです。)

ところが、今日はついに優勝してしまいました。

小学校のパパさんのソフトボールチームが
練馬区内のPTAの大会で1位になりました。

僕はPTAの会長になった4年前から
試合に出させていただくようになりました。

普段はサッカーをやっているので
日ごろのソフトボールの練習には全く出ていないのに

本当に、申し訳ないのですが

子どもが小学校に通っているお父さんという
条件があり、普段のチームのメンバーが
全員出られるわけではないので
僕が助っ人として参加させていただきました。

※お子さんが卒業してしまうと
OBということで試合に出られなくなります。
現役のPTA会員の大会という位置づけだそうです。

4年前はじめて試合に出た時は
地区予選で1勝しただけで
歓喜の祝勝会が行われました。

その祝勝会に参加させていただきましたが
本当に、みなさん嬉しそうで
とてもうらやましく思ったのを覚えています。

そのチームが
ことしは、参加小学校58校中の1位になってしまいました。

繰り返しになりますが、

僕の人生において
最後の最後まで勝ち続けるという
結果はそうそうないと思います。

これで普段からの練習にも参加していたら
さぞ楽しかったに違いありませんが

それでも、レギュラーとして
すべての試合に出させていただいたので
優勝を思う存分かみしめることができました。

忘れられない1日になりました。




運動会と天気と校長の決断

今日は子どもの通う小学校の運動会でした。

前日は朝から雨が降り
翌日の天気予報も雨。

雨は昨日の夜まで降り続き
校庭の状態や、天気予報から
明らか運動会は1日延期かと思われました。


ところが、

朝早く起きると空がこんな感じです。↓


うろこ雲っていうんでしょうか
とても奇麗な空でした。

時間は朝6時頃でしょうか。


こんな感じで
青空がかなり見えていました。
そして、運動会を行うか否かは
小学校が運営する携帯サイトに
直接校長先生がアップするのが7時の予定でした。

僕が6時50分にアクセスすると
既に、「予定通り行います」と書いてあります。

まだ、空を見ていなかった妻に伝えると
「ひえぇぇ、お弁当作るの」
と慌てていました。

予定通り子どもたちは開会式のために
校庭に。開会式までは無事でした。

ところが、その後大雨に・・・・
↓こんな感じです。
さて、雨で子どもたちがズブ濡れになってしまいます。
ただでさえインフルエンザが流行っているのに
体調でも崩したら大変です。

一旦教室へ避難しました。

アナウンスが入り運動会は
天気予報によると午後から晴れるということで
12時に再開とのことでした。

11頃に雨はやみ
子どもたちと一部の保護者で
水浸しになった校庭の整備を行いました。
さすが人数がいるだけあり
なんとか12時の開始に間に合ったのでした。

予報通り、午後は雨は降らず、
徒競争だけが中止となり
その他の競技は全て行われたのでした。

開会式後雨が降った時点で先生方は
会議をもち、中止か延期かを打ち合わせたそうです。

その時の予報では翌日の午前中も雨
翌日(日曜日)が流れると火曜日に延期になりますが
火曜日は台風の恐れが・・・

しかも、保護者によっては
明日は都合の悪い人もたくさんいるでしょう。
子どものために土曜日出勤を休んできている人
明日の予定を入れてしまっている人

今日せっかくお弁当を作ったのに
明日もやらなきゃいけないとか

いろいろな問題があります。

考えるだけで頭が痛くなります。

本日を中止にしても

明日は行えるか分からない
でも今日なら晴れる。

明日も晴れるかもしれない
子どもは徒競争やりたいだろうなあ・・・
親もみたいだろうなあ・・・

でも、今日やった方が・・・

こんな感じで悩まれたと思いますが
校長先生が出した判断は
延期なしの決行でした。

こうした時の判断は本当に難しいですね。


結局翌日はいい天気でした。

でも、僕は校長先生がトップとして出した
判断は間違っていないと思います。
はい。

おかげで、運動会の校庭整備が
できた子どもたち。
とくに6年生が一生懸命働いていました。
今年最後で徒競争がなかったのは
残念だけど、

6年生にとっては
なかなかできない
良い経験ができたのではないかと思います。

先生方、ご苦労さまでした。

※分かりにくいですがここまで乾きました。
子どもたちが一生懸命ぞうきんで校庭の水をすいあげ
バケツで運んでいました。
おかげで、組体操をやっても
殆ど体操服がぬれていませんでした。すばらしい!

最後の挨拶

 去る3月25日、息子が小学校を卒業しました。
 私にとってもPTAの会長として最後の祝辞となりました。
 
 こんな話をしてきました。

--------●-------●-------●-------●--------

  卒業生のみなさん、おめでとう!
 保護者の皆さん、お子さんの卒業おめでとうございます。


  そして、6年間大二小PTAの活動に
 ご理解とご協力ありがとうございました。

 心より、感謝いたします。

 私も卒業生の父親として感慨深いものがあります。
 おめでとうございます。


  そして、ご来賓の皆様、お忙しいところ

 子供たちの門出のためにご臨席いただきありがとうございます。
 また、長年に渡り子供達のためにご尽力いただき
 保護者を代表して心より御礼申し上げます。

  子供たちが無事に卒業できるのは
 先生方のご尽力のおかげです。
 本当にありがとうございました。

 さて、卒業生の皆さん!

 これから少しづつ大人になっていく君たちに
 僕がこれまで生きてきて大事だと思ったことを
 人生の先輩として一つだけお話します。

 それは、失敗を恐れないでほしいということです。

 何かを始める前から
 「ああなったらどおしよう、こうなったらどうしよう」
 と不安を語り、行動できない人がいます。

 大人になると
 いろいろなものを背負ってしまうので
 若いころよりももっとチャレンジできなくなってしまいます。
 チャレンジできるのは若いうちです。

 たとえば、部活を選ぶときも
 レギュラーになれないのではないか
 こんなチームじゃ勝てないのではないか

 いろいろと考えてしまうことがあると思います。


 でも、やる前からあきらめるのは絶対にやめてくださいね。
 なんでもやってみなければわからない

 よく、取り返しのつかない失敗をしたらどうするんだ
 という人がいます。

 取り返しのつかない失敗なんてないのです。
 絶対にありません。

 どんなに大きな失敗をしても
 それはそのときは辛くて厳しいけど

 10年いや何年もたって大人になったとき
 「ああ、あの時やっておいて良かった」

 と思えるはずです。

 大人になるとわかります。
 失敗を経験した人は強い。

 どんなことにも前向きにあきらめずに
 取り組んでいける人になります。

 失敗を知らない大人はとても弱いです。
 失敗を恐れないでくださいね。
 
 そしてもう一つ。

 本気を忘れないこと。
 中途半端に失敗しても何も得るものはありません。
 失敗するなら全力で失敗しましょう。

 あ、もう一つありました。

 笑顔を忘れないでください。
 笑っていれば、どんなつらいことも乗り越えられます。

 まだありました。そう挨拶。挨拶を忘れず、仲間を大切にして
 困難に立ち向かっていってほしいと思います。

 ご卒業おめでとうございました。
 
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 こどもたちは間違いなく僕の話を、僕のほうを真剣に見て
 聞いてくれていました。

 もっとうまく話したかったけれど、話を聞いてくれ人が
 こんなにいると思うと、自分は本当に幸せだと
 感じました。
 書いていて思い出して涙が出てきました、はは・・

 3年間のPTAライフは、僕の人生にとって
 とっても素晴らしい経験や
 素晴らしい人との出会いをもたらしてくれました。

 3年前、PTA会長になったとき
 確実に僕の人生は変わった気がします。

 仕事では得られない、大切な経験を 
 たくさんすることができました。

 この3年間の締めくくりに
 息子の卒業式で話ができたこと
 
 本当に僕はついていると思います。
 
 卒業生の合唱、呼びかけ
 みんな素晴らしかった。
 自分にとっても最高の卒業式でした。